「しっぽのないシッポさん」のコラム

子育ては思い出づくり⑥卒業式


子どもたちと共に育ってゆこう

梅の花も咲き揃いそろそろ卒園式・卒業式の季節となりましたね。
さて、今日はその昔、我が家で行われた小さな卒業式についての話です。ある日曜日の昼食後のこと、子どもたちは片付けの手伝いをしていました。新年の抱負で「少しは家のことも出来るようになりたい」と誓った?お父さんも一緒に茶碗を洗っていたのですが、子どもごころにその成長ぶりが感じられたのでしょうか。「おとうさん、じょうずになったねえ」という息子の一言が、「卒業式をしてあげよう」というお姉ちゃんのアイデァとなりました。ケンカの挙句、「こうちょうせんせいは、ボク!」、「じゃあ、わたしが教頭先生よ!」と役割が決まり、卒業式の準備が始まりました。突然、「卒業生」に仕立て上げられたお父さんは「?」状態。「おかあさん、ようしちょうだい」と、息子は早速鉛筆で卒業証書を書き始めました。「ヘタクソじゃねえ、お姉ちゃんが書いてあげる」、「いいの、ボクがかくの」とまたまたケンカ…。
―おとうさん あなたはおちゃわん洗いがじょうずになりました よって これを証します―こうちょうせんせいから授与された後は、教頭先生が「お父さん、これからもがんばって下さい」の一言を添え式は終了。イクメンも料理男子もなかった時代、少し照れ臭そうな表情の夫でした。子育ては親として育ててもらっているんだと、実感した出来事でもありました。

コラム掲載年月日「おはよう アサヒ」2010.9.12〜2011.3.13


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