“育児”って?!
乳幼児を育てることを”育児”といいます。少し堅苦しくなりますが、児童福祉法では、生後1年までの子どもを乳児、1歳から小学校に入学するまでの子どもを幼児としています。
でも、育児を狭く限定する必要はありません。子どもの育ちを支えていると感じるならば、それが育児なのです。
初産が10代という方もあれば、高齢出産と呼ばれる40歳以上で妊娠・出産される方もあります。妊娠・出産は、年齢に関係なく、また、それまでにその経験があるかなしかに関係なく、その都度、喜びだけでなく不安や心配がつきものです。
育児不安や心配ごとの解決のためには、育児支援は欠かせませんね。市区町村による乳幼児健診(乳幼児健康診査)などの支援は、積極的に利用したいものです。また、親としてはパートナーの手助けが一番欲しいところですが、お祖父ちゃんやお祖母ちゃんによる手助けもありがたいものです。ママ友同士での助け合いも心強いものですね。場合によっては、引っ越してきたばかりなどの理由で、そのママ友もいないなんてことも…あるかもしれません。また、お祖父ちゃんやお祖母ちゃんどころか、パートナーの手助けもなく孤立感を抱えている親も少なくありません。また、シングルマザーやシングルファーザーとして奮闘している人もいます。
支援のあるなしにかかわらず、育児シーンにはホッと一息つける時間と空間と多くはなくとも確かな仲間が必要です。家のなかに閉じこもっていると、子育てが重く感じられることも多いことでしょう。まずは、子どもといっしょに外に出かけてみませんか。
子育て支援・育児相談
*予約制(講師等で外部に出かけることがあるため)
原則:月・火・水(10:00〜16:00)
木(10:00〜16:00“遊びにおいDAY!”)を除く
※原則以外の曜日・時間の受付については、話し合いにより調整します。
*”遊びにおいDAY!”(原則:毎週木曜日10:00〜16:00)は、予約の必要なし。
*”つばさ”の駐車場ナンバーにつきましては、お問い合わせください。
*リーフティ(茶葉から淹れた本格的な紅茶)をお出ししていますが、一口200円でご寄付をお願いしています。全額を貧しさのなかで希望を見出そうとしている海外の子どもたちのための寄付金とします。
遊びにおいDAY!
原則:毎週木曜日(10:00~16:00)です。曜日や時間の変更、お休みの場合はインフォメーションにアップします。また、”つばさ”の駐車場ナンバーにつきましては、お問い合わせください。
“つばさ”の小さなベランダからも見える専有のミニ公園では、「おべんとう岩」が待っています。ランチタイムにここに腰かけておべんとうを食べる人もいることから、そのように呼ばれるようになりました。ここで遊んでいただくこともできますし、もちろん、ここから歩いて5分の永源山公園へ出かけていくこともできます。公園内には軽食がとれるカフェもあります。
紅茶教室
茶葉から淹れる紅茶の美味しさには、格別のものがあります。紅茶は子どもから高齢者までだれもが安心して楽しめる飲み物です。
ティーバッグで淹れるにしても、ちょっとしたコツをつかむだけでもっともっと美味しくなります。もちろん、茶葉から淹れる紅茶も堅苦しく構える必要はありません。イギリスでもスリランカでも、中国やインド・ネパールでも、紅茶は日々の生活の中で気軽に親しまれています。親子で、お一人で、本格的な紅茶を気軽に楽しんでみませんか?
*受講料:2000円(最少催行人数2名~)
ご希望に応じて教室を開いております。親子で、お友だち同志でお申し込みください。
紅茶葉の味わいは、いろいろあります。
詳細は、打ち合わせで決めさせていただきます。
テーマを決めて、いろいろ楽しんでいただきます。
また、”つばさ”の駐車場ナンバーにつきましては、お問い合わせください。
あ・祖父?あ・祖母!
あそぶ?あそぼ!と読みます。孫に「遊ぶ?」と声をかけられ「遊ぼ!」と応えることができるのは、お祖父ちゃん・お祖母ちゃんなればこその喜びでしょう。
さて、今日、孫からお祖父ちゃん・お祖母ちゃんと呼ばれている人の多くは昭和22~24年にかけて生まれた、いわゆる「団塊の世代」とその前後の世代の人たちです。実は、多くの若者が青春を謳歌していた1970年代に、わが国の老齢人口(満65歳以上/全人口)は7.1%となり「高齢化社会」に突入し、1994年には14.1%となり「高齢社会」へと移行していったのです。今や、平均寿命は女性86.39歳・男性79.64歳(平成22年簡易生命表:厚生労働省)となりました。また、ひ孫をもつ曾祖父母も少なくありません。
社会の高齢化は少子化と一セットになっており、一人の孫に父方・母方の祖父母や曾祖父母がついていることもめずらしくありません。しかも、元気で経済的にも余裕のある方が多く、孫のためと思ってしたことが、結果として、親である子どもや孫世代の子育て方針を尊重していないことになる場合もあるようです。かつて親として経験してきたことを押しつけるだけでなく、若い世代が親として成長できるように手助けできるといいですね。子育てにはこれが正しいと言い切れるほどの決定打はありませんが、高齢者の経験と知恵は伝えてゆきたいものです。
“つばさ”の活動に興味をもってくださる方々と一緒に、「あ・祖父?あ・祖母!」族に何ができるかを一緒に考えてゆけたらと思っています。ご連絡ください。