「しっぽのないシッポさん」のブログ

♪い~やじゃわあ*ブログ版「子育ては思い出づくり」⑨


♪い~やじゃわあ

小学生になった息子と娘が夏休み中にほとんどやっていなかった宿題と格闘していたある週末のこと、某局「24時間テレビ」で「USA for AFRICA / We Are The World」のスぺャルメイキング映像がオンエアされました(1985.8)。

その歌が、飢餓と貧困の解消を目的に作られたキャンペーンソングであるということを知り、改めて、新聞で読んだ記事‐アフリカ・エチオピアでは1984年からの大干ばつで100万人以上が命を失っている‐を思い出していました。

そして、その数字のあまりの大きさに実感がもてないまま、何もしていない自分に気づかされてもいました。子どもたちは、洗濯物をたたむ手を休めテレビ画面に見入っている母親に気づいたようです。

宿題から逃げ出したいという気持ちも手伝って!?か机を離れ、しばらく一緒に見ていた子どもたちは「なんのこと?」と聞いてきました。雨が降らなくなって食べ物ができなくて…と干ばつも飢餓も貧困も子どもたちが解るようにと説明したつもりでしたが、どこまで理解したかは分かりません。

しばらくして、息子が「い~やじゃわあ」と繰り返すようになりました。

私には、それが「 We Are The World」を耳コピーして歌っているのだということがすぐに分かりました。

「今こそ世界が一丸となる時だ」と訳されるその部分を、知ってか知らずか何度も繰り返し歌うようになったのです。

当時、このキャンペーンソングはドーナッツ盤レコードとして発売され、ジャケットの裏には「純益をアフリカ救済基金USA for AFRICA に寄付」と書かれていました。

つまり、購入した人はこの基金を通してアフリカに寄付金を送ることができるというわけです。

作詞作曲がマイケル・ジャクソン(Micheael Jackson,1958-2009)とライオネル・リッチー(Lionel Richie,Jr.,1949-)ということ、51人ものアーティストたちが歌っているということ、そして何よりも、詞と曲の素晴らしさもあり今日まで歌い継がれてきています。

また、今日、干ばつは一部の国だけではなく、地球温暖化問題として多くの国々にとっても課題となりました。

歌詞の一部に「誰かが、どこかで変化をおこさなければ」というのがありますが、その誰かが自分であっていけないということはありません。

私たち夫婦はその後、フォスタープラン(現:国際NGOプラン・ジャパンwww.plan-japan.org/)を通して西アフリカに位置するマリ共和国に里子※をもつようになるなど、できることをするという部分を生活に組み入れたりしました。

今では、息子のこの「い~やじゃわあ」は、私たち夫婦にとってキャンペーンソングを離れボランティア活動を意味することばとなりました。

昨年(2011)3.11以降も含め、子どもたち世代が私たちの時代よりも気負うことなくより自然に、さまざまな活動をしていることをうれしく感じています。

※2人の子どもを支援し、現在は終了。


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