「しっぽのないシッポさん」のブログ

♪ お餅屋の茶茶茶 *ブログ版「子育ては思い出づくり」⑧


お餅屋の茶茶茶!?

上の子が小学校に上がり下の子が保育所に通い始める前まで、
私たち親子は夫の勤務の関係により、萩市・見島(コラム「子育ては思い出づくり⑤ わかめ 」 掲載「おはようアサヒ」2010.9.12~2011.3.13)で5年間過ごしました。

上の子が僻地保育所に入園した年の夏に下の子が生まれました。
おねえちゃんは「わたしのおとうと」とそれはそれは可愛がり、小さな「せんせい」よろしく、園で覚えたお歌を歌ったり手遊びをやって見せたりしては楽しんでいました。
上の子が年少さんから年中さんへ成長するように、下の子も乳児から幼児へと成長し、お歌もいっしょに歌えるようになり、手遊びもなんとかいっしょにできるようになりました。

その頃のことです。

おねえちゃんが「おもちゃのチャチャチャ」※1を覚えて帰ってきました。
下の子もいっしょに「おもちゃのチャチャチャ」と歌っていますが、「そらにキラキラ おほしさま みんなすやすや ねむるころ…」はまだまだ歌えません。
「おもちゃのチャチャチャ」の部分を得意げに、何度も何度も繰り返していました。そういうこともあったからでしょうか?
いつの間にやら「おもちゃ」は「お餅屋」になり「チャチャチャ」は「茶茶茶」になったようです。
それは、のどが渇いたときに「おちゃちょうだい!おもちちょうだい!」と言うようになったことから、母親である私がそうではないかなと思っただけのことなのですが。
もちろん、彼の中ではお餅屋は「おもちや」でしょうし、お茶も「おちゃ」でしょうが、イメージとしてはお餅とお茶になっていたのではないかしら。


子育てをする毎日の生活の中で、保母(当時)・幼稚園教諭の免許取得を考えはじめていた私が、子どもの表象※2について教えてもらった場面でした。
後に、彼の発達段階では意識化できるものは、対象が現前している、つまり、目に見えるものに限定されていたということを知り、私はその時のことを納得したことでした。

まあ、そんな理屈は後回し!とにかく、子どもの発想の豊かさに驚きと笑いをもらった日々がなつかしく思い出されます。

息子はもちろん覚えていないでしょうが…。

※1 「おもちゃのチャチャチャ」作詞:  野坂昭如 作曲:越部信義
※2 知覚に基づいて意識に現れる外的対象の像。

 


この記事へのコメント

  1. 紫陽花さん より:

    こんにちは。先ほどから雨が降り出しました。
    今日は蒸し暑いですね~
    ブログの中の画像やフォントの大小・色づけ・・なかなか微妙です。職場のブログは画像がないとなかなか見ていただけない。なるべく視覚的に訴えるように・・と。毎回これに四苦八苦しながら更新しております。それでも最近では、少し慣れたのでしょうか? 原稿さえあれば、結構な速度で更新できるようになりました。それでも、うちの職場のブログは結構文字が多い方だと思います。
    6月はなんとか目標の「毎日更新」を達成!(月初めからではなかったので、最初の方は穴があります)
    7月も・・・「毎日更新」を目指して努力いたします!

    私は「母をたずねて三千里」というアニメソングで、しっかり聞き間違いをしておりました。
     ~♪さあ、出発だ! 今血が昇る! ←正しくは「日が昇る」
     ~♪母さんのいるあの空の下 はるかな下を目指せ! ←正しくは「はるかな北」

    シッポさんのおっしゃりたかったこととは全く異なりますが、子どもの頃って、聞き取る能力が・・
    今思い出しても、ちょっと恥ずかしいです。

    • シッポさん より:

      「ちょっと恥ずかしいです。」どころか、とても愛しいです。聞きながら歌いながら、マルコが母さんのいる空の下を目指して元気よく旅する姿をイメージしていらしたのでしょう、きっと。ところで、職場ブログの更新努力を知り、直接的に視覚に働きかけられるようPOPEYE的な工夫をなさっているなと思いました。さて、シッポさんは…。

  2. ピアのっこさん より:

    こんばんは。
    シッポさんのブログは、毎日、勉強になります。
    紫陽花さんと同じようなことを、私はこの歌で…!
    時は、保育園時代。

    天野蝶 作詞 一宮道子作曲の「もちつき」

    「ぺったんこ それ ぺったんこ おもちをつきましょ ぺったんこ」を
    「ぺったん こっそれ ぺったんこ おもちをつきましょぺったんこ」と、歌っていました。

    そして、この歌は大好きなのでした。
    シッポさんの息子さんも、私も
    お餅が大好きだったのですね。私は、
    今でも大好きです。勿論、お餅も歌も!

    • シッポさん より:

      「こっそれ」って、お餅が大好きだから「こっそり」大事にしまっておきたい気持ちが込められたことばですよ、きっと。紫陽花さんやピアのっこさんに限らず、子ども時代って豊かな感性があふれいたことに気づくかされますね。

  3. しゅんりんちゃん より:

    子供って不思議で、愛おしいですね。
    わが子を育児中は、わが子しか見えてなかったような。
    そのわが子も、「大人」の仲間入りをしたころからは
    まわりの子供たちをゆっくり見てるような気が
    します。
    そして、ふと重ねるように思い出す自分の子供時代。
    時代は、もう何十年も前…。
    叱られたことは覚えてても理由はNOです。
    反対にうれしかったことは、何故うれしかったのかを
    覚えていますね。
    そうやって今の私があると思うと、シッポさんの
    「育児」、そして「育自」の言葉は身につまされますね。
    だからといって「再育児」は、もう無理ですね(#^.^#)
     
    そして「おもちゃのちゃちゃちゃ」は、
    あの野坂昭如さんの作詞だったとは意外でした。

    • シッポさん より:

      しゅんりんちゃんが「叱られたことは覚えてても理由はNOです。反対にうれしかったことは、何故うれしかったのかを覚えていますね。」のように、快の感情が人を成長させると、脳科学でも心理臨床でも報告されています。認知症の方が叱られたことは覚えていなくとも叱った人を恐れる…などご存知だと思います。子どもが、出来ていない部分を叱られるよりも出来ている部分を褒められた方が伸びるのと同じです。怒るより褒めろ、という訳ですね。
      ところで、「『再育児』は、もう無理ですね(#^.^#)」は同感です。だから、「育自」ではないかとシッポさんは考えています。
      追記:野坂氏の作詞とは…私も同じです。作詞を生活の糧に、また、放送作家として活躍してしていらした時代もあるようです。

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