「しっぽのないシッポさん」のブログ

中秋の名月‐忙中閑あり‐


 9月30日は「中秋の名月」でした。

台風17号の影響もあり天空を見上げての観月は難しいように思われましたが、

夜には雲の切れ間からの月光を浴びることができました。

 

中秋の名月

 

画像は、FBに以下のコメントを添えてアップしたものです。

「今年は天空を見上げての観月は、台風の影響もあり難しそう…。
 
我が家の『中秋の名月』(乾山写)です。
 
紅葉した柿の葉と枯れ松ぼっくりをススキにあしらってみました。
 
矢筈板に写っている月も楽しめます。
 
今夜は、お抹茶を紅茶(ダージリンセカンドフラッシュ)で点てて一服。
 
月を飲み干して心身ともに若返りましょうか…。」
 
という訳で、日が暮れてから楽しみました。
 
台風の進行方向に身内家族が住んでいるため、その行方も気になり眠れぬ夜を過ごすはめになりましたが、
 
その分、月光を浴びてエネ・チャージ!
 

リーフティー:ダージリンセカンドフラッシュ

 お茶は遣隋使※1によって大陸文化とともにもたらされたものです。

 鎌倉時代に臨済宗の栄西禅師(1141‐1215)※2が、中国チャの種子を持ち帰り京都で栽培に成功しました。

 また、紅茶は1876(明治9年)にインドに派遣された旧幕臣の多田元吉が、インドチャ(アッサム種※3)を静岡市駿河区丸子で初めて製造を始めた(1877)のが最初です。

 

 同じ「チャの木」が原料ですから、今夜のような抹茶※4と紅茶(ダージリンセカンドフラッシュ)の取り合わせは不自然ではありません。

その味わいは抹茶が勝りますが、ダージリンの香り(マスカテル:マスカットフレーバー)が爽やかさを引き出しているように感じました。

堅苦しいことはさておき、時にはこんなお遊びも楽しいものです。

 

そう言えば、某メーカーが抹茶が入った缶コーヒー「○○○ジアクロス 和‐STYLE」を発売しています(2011.11)。

コーヒーと抹茶の取り合わせも面白そうですが、こちらはお遊びとはいかないでしょう。

私の個人的な感想ですが、コーヒーの新しい味わいというよりは抹茶味が勝ったものでコーヒー愛飲家に果たして受け入れられるかどうか…。

好みもありますので、後は市場でどこまで生き残っているかというところでしょう。

 

 さて、忙中閑あり、ということばがあります。

どんなに忙しくても、わずかな時間の余裕はあるものだというのがその意味です。

ティータイムは、一日の生活の中にその余裕を見出すことに他なりません。

少しだけ手間をかけることで心身のリフレッシュが図れるのですから、是非とも確保したい時間ではないでしょうか?

 

 ※1大和朝廷が607・608年(小野妹子ら)、614年(犬上御田鍬ら)を派遣

 ※2宋に渡り(1168・87年)に臨済禅を学び帰国。博多に聖福寺、京都に建仁寺を建立して禅宗の定着に努めた。 お茶の効能を「養生の仙薬」として説き、日本で最初の書「喫茶養生記」(1211)を著し将軍源実朝に献上した。

※3インド・アッサム地方で発見(1823年)され、インドやスリランカで栽培されるようになった。中国チャに比して高木で葉形が大きい。

※4御茶名「月影」 御詰「一保堂」


この記事へのコメント

  1. しゅんりんちゃん より:

    こんばんわ。

    「中秋の名月」私も見ました。

    少し肌寒い夜でしたが、すっきり、はっきり

    お出ましでしたね。

    ただ、シッポさんのように趣のあることを思いつかなかった

    ことが残念です。

    私らしい…かなと思うのは、

    目の前にちらついたのが…月見団子だったということです

    (笑)

    「抹茶コーヒー」昨年、いただきました。

    コーヒー味ではなかったような、かといって

    味は、また飲んでみたいと思うほどのものではなかったと

    思います。

    今年は生き残っているのでしょうか?

    また観察してみましょう。

    台風は去ったと思ったら、次の19号?が近づいている

    ようですね。

    ご心配ですね。少しはお手柔らかに願いたいものです…。

    • シッポさん より:

      しゅんりんちゃん

      お月見団子は欠かせませんね。
      残りご飯をすり鉢に入れゴリゴリ、柔らかくなったら丸めて串刺し、グリルで焼いて…。
      後は、甘辛い醤油タレを付けて食する…。
      その全てが超テキト―でレシピなるものもありませんが、シッポさん的みたらし!?な味です。

      と、ここで外へ出て空を見上げてきました。
      美しい月!十五夜は「満月」、今日は十八夜だから「居待月」とか。

      ところで、抹茶コーヒーを試しての感想、シッポさんも同じでした。
      今も、生き残っているのかどうか…。

      これからも、遊べるところは遊びたいものですね。

  2. ピアのっこさん より:

    私も、お月様をみました。
    私は、お月様にお願い事をしました。
    欲張ってはいけないので、一つ・・・と思っていたら、
    三つもお願い事をしてしまいました。

    お月様といえば、
    絵本「おつきさま こんばんは」林明子さく
    とーっても好きな絵本です。

    歌は やはり 文部省唱歌の
    「つき」
    「でた でた つきが
     まるい まるい まんまるい 
     ぼんのような つきが」

    「ぼん」を小さい子に説明するのに
    実際に「お盆」を見せたことを思い出しました。

    今年は、お月見団子も食べず、
    ティータイムも、特にいつも通りでしたが、
    お月様では、うさぎさんがどんなにはねているのかなーと思い、しっかりとお願い事だけしたのでした。

    • シッポさん より:

      ピアのっこさん

      お月様にお願い3つは、決して贅沢じゃないですよ。
      3つとも大事な大事なお願いごととして届いています!
      全部叶うといいですね。

      「お盆」の話、興味深く読みました。
      子どもさんたちも納得できたことでしょうね、「ぼん」のように「まんまるい」いということの意味が…。

      お盆を使う生活があるからこそ、「手盆で失礼します」のことばも生きますね。
      この一言がないと、わしづかみ様になりますもの…。
      日本の細やかなことば遣いは大切にしたいものです。

      「ティータイム」の「いつもの通り」は素敵です。
      ティータイムはファッションではなく日常生活の中にあるものですから…。
      ころからも日常「茶」飯事なティータイムを!

    • シッポさん より:

      しゅんりんちゃん
      僕たちごはんゴリゴリお月見団子に、コメントをありがとうございます。
      しゅんりんちゃん家のお月見団子はシェイプアップ&センスアップされてて、「すごーい」ですね。
      だって、「熱ーいおふろ」へ入って「冷たいおふろへザブーン」で、ざるにあがって「一休み」でしょ!
      お召しかえだってあるし…。

      僕たちごはんゴリゴリお月見団子の作り方は、小学校高学年のときに授業で習ったとかで娘さんがシッポさんに教えてあげたんだよ。
      お召しかえも青のりとかハチミツとかいろいろあったけど…、今じゃ、みたらしが定番さ。
      なんでもシッポさん好みなんだって。
      そんな僕たちだってもち米と一緒にゴリゴリされて、ちょっとモチモチ系になることもあるんだよ。
      まあ、モチモチ系よりモテモテ系になりたいけどね、本当は。

      あっ、シッポさんが言ってました。
      「私も『母にもいろんなことを聞かされた…ことを懐かしく思い出しました。』」、
      「『伝えてこられていること、大事にしたいな、って思います。』」って。

      じゃあ、またね。

  3. しゅんりんちゃん より:

    シッポさんちのお月見団子は、ごはんゴリゴリ、

    ちょっと丸めて串刺し、ちょっと焼き目のこんがり(?)

    甘辛醤油たれ、できあがり!なんですね。

    おいしそうなにおいがしてきますね~。

    うちは粉をねりねり、ちょっと丸めて、熱ーいおふろへ、

    次は冷たいおふろへザブーン、ざるにあがって一休み。

    甘い醤油たれorあずきあんorきなこでしたね。

    昔ながらのことって「えっ」と思うことも多いですが、

    おもしろいですね。

    母にもいろんなことを聞かされた…ことを懐かしく

    思い出しました。

    それぞれのおうちで伝えてこられていること、

    大事にしたいな、って思います。

    子供たちにも伝えたいのですが、なかなかそんな

    機会がないものですね。

    せっかくの日本の四季のイベントですから、

    少しでも楽しみましょう。

    秋空ですね~吸い込まれそうです。

  4. 紫陽花さん より:

    こんばんは。朝晩は涼しくなりました。
    仲秋の名月…すっかり見忘れました。その後の十六夜の月からは毎日鑑賞しているのですが…
    さて、先日「神様のカルテ」を読んでいますと書きましたが、その中になんと林檎がたくさん出てきました。考えて見れば、舞台は信州。林檎の名産地でした。「秋映え」「シナノゴールド」等。丁度シッポさんのブログを読んでいましたので、いつもとは異なる気持ちで小説を読み進めることができました。「神様のカルテ」の最後に「大切なことは『続けること』」のいう言葉が出てきます。私たちのキーワードかな…と。
    月の話なのに、林檎に戻ってしまい、申し訳ありません。どちらも丸いもの…ということで許して下さい。
    でも、私には月はとても良いものなんですよね。シッポさん、覚えていらっしゃいますか? インドの先生からシッポさんは太陽の光、私は月の光を浴びるように言われたこと…。

    • シッポさん より:

      紫陽花さん
      こんばんは。
      「どちらも丸いもの…ということで」に座布団○○枚です!
      また、「私」ではなく「私たち」に感謝です!
      それだけで、エネルギーをいただいたような…、否、いただきました。

      「太陽の光」と言われても「夏休みの宿題はくろんぼうになって登校すること世代」ならではのツケでシミ・シワetc.が…。
      いくら「インドの先生」のお墨付きでも、気分は「月の光」です!なあなんてね。

      これからも「続けること」を続けていきましょうね、お互いに。
      たとえ、それが断続的なものであっても…。

      教えて:「神・カル」のなかで、林檎はどのような使われ方をしていたのかしらん。

  5. 紫陽花さん より:

    こんにちは。今日も仕事の私・・・今は、お昼休みです。
    さて、「神様のカルテ」は現在「3」まで進んでおりまして、私が最近読んだのは「3」です。
    その中に出てくる林檎ですが・・・特別に大きな役割を担っていたわけではないのです。主人公の医者が勤めている病院に新たに医者が入ってくるのですが、その医者の実家が林檎農家。美人で有能なその医者は、実家から送られてくる林檎を丸かじりするという特徴を持っています。その新任の医者の影響で、主人公は病院を退職し、大学病院に戻る決心をします。自分の進むべき道・方向を探して・・・ 
    林檎は新任の医者の様々な面を表し、和解の品物として使われ、また知識の有無を問うものとして出てきます。あちこちに出てくること、シッポさんのブログを読んで、本を読んだことから、私にとっては非常に印象深いものとなりました。

    この「神様のカルテ3」の中に出てきた言葉「続けることが大切」というのは、主人公の勤めていた病院の上司が主人公に対して餞の言葉として送ったものです。最近の私にはフィットする言葉でした。
    もう一つ・・・夏目漱石の言葉が出てきました。主人公は夏目漱石の大ファンなのです。これも良い言葉ですので、ご紹介を・・・
    「あせってはいけません。ただ牛のように、図々しく進んで行くのが大事です。」・・・
    シッポさんはご存知かも~  
    こういう良い言葉、「なるほど」と思う言葉を、自分の中に増やしていきたいものです。

    今日、こちらは「まちかどフェスタ」で賑わっています・・・

    • シッポさん より:

      紫陽花さん

      「神様のカルテ3」の中での林檎の役割…。
      「特別に大きな役割を担っていたわけではないのです」とありましたが、「知識の実」ならではの使われ方としているようですね。

      ところで、シッポさんはご存知ではありません!
      教えてくださってありがとうございます。
      でも、焦りますけどね…。だからこそ「ただ牛のように、図々しく進んで行くのが大事」なのですよね。

      「牛」という文字が入っているということで、蝸牛(かたつむり)を思い出しました。
      牛ほど大きくなくとも!?小さな蝸牛みたいに!?というのもいいかも…。蝸牛は退避シェルターももっているしね。

      法事での思い出話ですが。
      きょうだいゲンカばかりする私たちに、「お母さんがよく『蝸牛の角の争い』と嘆いていたよね」と盛り上がりました(*^。^*)

      「神さまのカルテ」の話、また、聞かせてくださいね。
       

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